斎藤一人さんと出会った柴村恵美子さんの転機
今回は特別バージョンということで、斎藤一人さんの一番弟子である恵美子さんが、ひとりさんから教わった「成功の秘訣」と「お金持ちになる方法」をご紹介したいと思います^^はっきり言って有料級です(笑)
まず、恵美子さんは子供の頃から「働かざるもの食うべからず」「楽しく稼ぐなんて悪」というような言葉を、大人たちから当然のことのように言われて育ちました。
貧しい家庭で育った彼女は、母親が月末になると雑貨店の集金に来た人に頭を下げている姿を何度も目にしており、いつか母を楽にしたい一心で、小学生の頃から一生懸命働いていたのです。
しかし、頑張って働いても働いても家計は苦しく、恵美子さん自身も「もっと頑張らないといけない」「努力不足だからお金が足りないんだ」と自分を追い込んでいました。
そんな彼女が18歳になったとき、人生を大きく変える人物、すなわち斎藤一人さんと出会います。ひとりさんは、彼女にまるでこれまでの常識を覆すようなことを語りかけました。
「この世の中にはいくつもの“お金が流れる川”がある。政府が動かすお金や、教育・習い事などに使われるお金、あらゆるビジネスを通して流通するお金。それらの川のうち、自分の強みを活かせるものを選び、その川の流れに手を入れてみるといい。そして成功するための秘訣は、ただひとつ“もっと楽しくやる”ことだよ」。
この言葉に、当初の恵美子さんは戸惑いました。働くことを楽しんでいいのか、そんなことをしていたら仕事がおろそかになるのではないか、と疑問を抱いたからです。
ところが斎藤一人さんは言葉を続けます。
「楽しいだけじゃうまくいかないと声高に言っているのは、成功していない人の考え方なんだ。うまくいかない人は"楽しさ"が足りていないからなんだよ」。
それを聞いた当時の恵美子さんは、ますます混乱してしまいました。しかし、後にこの言葉が彼女の人生を劇的に変える“きっかけ”にとなるのです。
斎藤一人さんが説く「お金の川」の本質とは
斎藤一人さんが「お金が流れる川」の例えを用いて説明するのは、世の中には多種多様なお金の流れがあること、そしてそのどれか一つでもいいから自分の得意分野・好きな分野で手を伸ばしてみると、自然にお金が集まってくるという考え方です。
恵美子さんも最初のうちは「そんなうまい話があるのだろうか」と疑いました。
しかし、ひとりさんは「苦しい顔をして懸命に頑張るよりも、まずは自分の心を豊かにして、楽しく取り組んだ方が結果はうまくいく」と説き続けたそうです。
恵美子さんは、幼い頃からの家計の苦しさを見てきたために、「もっと働かなきゃ」「つらくても踏ん張らないといけない」という意識が強く根づいていました。
実際に、母親が月末ごとに集金に来る人へ頭を下げる姿を見て、自分も将来はああなるのではないか、と不安に思っていたのです。
けれど斎藤一人さんの話を聞くうちに、「仕事やお金に対して抱いていたネガティブな固定観念は、もしかすると手放していいものかもしれない」と気づき始めました。
“お金は厳しい努力の末にようやく得られるもの”という思い込みではなく、“楽しく豊かに動き、好きなことを見つければ自然にお金は巡ってくる”という発想に少しずつ心が開いていったのです。
この「お金が流れる川」という例えは、人によっては飲食業、サービス業、教育、芸術、不動産など、さまざまな形で現れます。
大事なポイントは、「自分が楽しいと思えること」や「得意だと思えること」が活きる分野を選び、その流れにアプローチしてみること!
あれもこれもと手を広げるのではなく、「これは面白そうだ」という川を見つけたら、思いきって手を入れて流れを変えてみる。ひとりさんによると、それが最も早く成功につながるそうです。
斎藤一人さんが示す「成功者との出会い」が生む変化
恵美子さんいわく、斎藤一人さんがまだ若い頃、お金持ちの知り合いから「20代にもなって自分の家を持っていないなんておかしい」という言葉を聞いたことがあったそうです。
普通なら、「20代の若者が家を買うなんて非常識だ」と受け取るかもしれませんが、そのお金持ちの知り合いは「若くても家を持つのは当たり前」という感覚を持っていたわけです。
そこには、大きな思考のギャップがあります。若者はお金がないのが当然だと思う人と、若いうちに家を持つのが当然だと考える人。
どちらが正しいという話ではなく、この「当たり前」がまったく異なることに、ひとりさんは強い衝撃を受けたといいます。
そして「成功している人たちの感覚と自分の感覚が違うなら、もしかすると自分のほうが思い込みに囚われているのかもしれない」と、発想を切り替えたのです。
違和感を覚えたとき、成功者の視点を「それはおかしい」と否定してしまえば、そこで学びは止まります。
しかし、「そちらのほうが正しい可能性もある」と考えてみると、新しい扉が開いていくのです。
恵美子さんも最初こそ「楽しく稼ぐなんて変だ」「苦労をしないとお金は得られない」と思っていましたが、ひとりさんが教えてくれた「成功者の考え方に触れて、自分の常識を一度疑うこと」を実践するうちに、徐々に「成功者の感覚を少し取り入れてみよう」という姿勢に変わっていきました。
その結果、彼女自身もまた大きく飛躍し、やがては自分でもびっくりするような経営成果を上げることになります。
斎藤一人さんのもとで商売を学ぶ中で、「もっと楽しく」「心豊かに」ビジネスに取り組むという基本スタンスを体得し、常識を覆すような成功を収めるに至ったのです。
斎藤一人さんが伝授する☆心が豊かになる魔法の言葉♪
斎藤一人さんといえば、日本有数の高額納税者としても知られていますが、それを可能にしたのは「苦しい努力や根性」だけではなく、むしろ「いかに楽しむか」「いかに心を豊かにするか」に重きを置いた考え方でした。
恵美子さんが一番衝撃を受けたのは、「私は幸せなお金持ちです」という言葉を1日100回唱えるといい、というアドバイスだったといいます。
はじめ、恵美子さんは「こんな言葉を繰り返して何になるのだろう」と、正直半信半疑だったそうです。
ところが、ひとりさんは、「これは“これからお金持ちになるために唱える”のではない。"すでに自分は幸せなお金持ちである”という心の状態を先に作るために唱えるんだよ」と教えました。
さらに、もうひとつ大切なポイントとして、「"今あるもの"に感謝しながら生きる」ことの重要性を伝えました。
家がある、毎日ご飯が食べられる、家族がいる、仕事がある、そうした身の回りの“当たり前”を改めて「ありがたい」と感じることで、心は格段に豊かになるんだよ、とひとりさんは教えたのです。
そうやって心が満たされると、お金も自然に好むような“豊かな波動”が出るようになる。
いわば、自分がすでに「幸せなお金持ち」であるかのように振る舞い、感謝して暮らすことで、周りのお金の流れも変わってくるというわけです。
恵美子さんは、自分でも試してみようと「私は幸せなお金持ちです」を何度も唱え、あらためて「今あるもの」を見る習慣を身につけました。
すると、たとえば家事であっても「家があるからこそ掃除することができる」と思えるようになり、それまでの「なぜこんなに面倒なことをしなきゃならないの」というイライラが消えていきました。
その結果、ストレスが減り、仕事にも前向きになれ、いつの間にか「お金をつくるアイデア」や「周囲との良好な関係」までも得られるようになったそうです。
斎藤一人さんは、古代から現在まで金や銀が採掘され続けている地球を指して、「どんな大富豪も、自分が手に入れた金銀をあの世へは持っていけない。ということは、歴史上のすべての金銀はこの地球に残されていることになる。つまりこの星はものすごく豊かなんだ」と説きます。
その事実に目を向けて感謝するだけでも、足りないと思い込んでいる自分の心が一気に解放されるといいます。
斎藤一人さんの教えが変えた恵美子さんの思考回路
恵美子さん自身の体験談を聞くと、「成功するために具体的に何をやったらいいですか?」と問う人が多いかもしれませんが、斎藤一人さんは「まずはどんな気持ちでやるかが大事」と強調していたそうです。
いくら頑張って働いても、心の中が「つらい」「苦しい」「自分は恵まれていない」という思いで満たされていると、成功はしても一時的だったり、むしろさらに不安やストレスに苛まれたりしやすいです。
ところが、最初から「豊かな気持ち」でやることを選び、「自分にはできる」「この世界は豊かだ」と思い続けると、不思議と周りの現実も応援してくれるようになっていくのだそうです。
もちろん、すべてが常にうまくいくとは限りません。ビジネスをしていれば失敗や苦労はつきもので、恵美子さんにも数えきれないほどの試行錯誤がありました。
それでも、「どうせなら楽しもう」という気持ちが根底にあるかないかで、結果は大きく変わるといいます。
ちょっとした困難があっても、そこから学ぶことを見いだしやすくなり、「次はこうしてみよう」と前向きな行動に移れるからです。
かつての恵美子さんは、母の苦労する姿を見て「やっぱり自分も死ぬ気で働かなきゃ、楽するなんてとんでもない」と思い込んでいました。
ですが、斎藤一人さんの言葉に触れて「楽しく稼ぐのは悪じゃない」「むしろそのほうがうまくいく」という発想を少しずつ受け入れていくうちに、やがて大きな経営成果をあげるようになり、母にも「そんなに無理しなくていいよ」と言えるほどの収入を得られる立場になったのです。
それは奇跡でもなんでもなく、単に「思考回路が変われば行動が変わり、行動が変われば結果が変わる」というシンプルな話なのかもしれません。
ひとりさんいわく、「汚いことをして稼ぐのはもう通用しない。これからはきれいな気持ち、豊かな気持ちでいる人こそが本当の豊かさを手にする時代である」とのこと。
もし、あなたが今、お金や仕事のことで悩んでいるなら、「私は幸せなお金持ちです」と唱えてみたり、周りにあるものへ感謝してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、すべての人が同じやり方で同じ成果を得られるわけではないでしょう。しかし、「自分には無理だ」と最初から閉じこもってしまうよりは、試しに一歩を踏み出してみる価値は大いにあるはずです。
斎藤一人さんが長年説いてきた言葉の数々は、決して華やかな成功論やテクニックだけではありません。
そこには「人生はお芝居のようなものだから、悲劇を書けば悲劇になるし、喜劇を書けば楽しくなる」というシンプルな真理があります。
そして、ひとりさんの一番弟子、柴村恵美子さんの人生は、その真理を体現した一例といえるでしょう。
どうか、このお話が皆さんの人生をもっと豊かに、もっと明るく、そしてもっと楽しく彩るきっかけになりますように。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^