職場いじめを回避するために必要な3つのお守り☆
職場でのいじめを回避する方法として、逃げる(休職・転職)、オドオドしない(堂々としたフリ)、相槌(あいづち)を極める。この3つがあります。
ただ、今回の話は、あくまで斎藤一人さんの教えの中から、私が参考にしていることですので、必ずしも絶対的な正解というわけではありません。
基本的に斎藤一人さんの教えは、無理や我慢はせずに、嫌な人からは全力で逃げていい!(休職・転職OK)という考え方です。
その上で、一人さんが人間関係において、いつも大切にしているのは、「人はなめられたままでは幸せになれない」ということです。
優しくて真面目な人ほど、なぜか職場でいじめられてしまう……それは、その人自身が「人から甘く見られる波動」を出しているからなんだそうです。
たとえば、「私なんか…」と自分を卑下したり、寝ぐせのままの髪型、よれよれの服、表情の乏しい顔。
これらはすべて「自信がない」というサインであり、相手にとっては「攻撃しても平気な人」に見えてしまうんですね。
一人さんは、「ビクビクオドオドしている人には、さらにビクビクするような出来事が起こる」と言います。
そして逆に、自信があるように“見せる”ことが大切だとも教えてくれました。たとえ心臓がドキドキしていても、堂々とふるまうことで状況は好転します。
つまり、ビクビクオドオドしていると、いじめを引き寄せてしまう。しかし、平気なふりをして、堂々としていれば、自然と相手の態度も変わっていくのです。
この「ふりでいい」という考え方は、弱さを隠すことではなく、自分の魅力を引き出す“演出”だと捉えた方が良いでしょう。
演じているうちに、それが習慣となり、やがて本物の自信になっていくからです。
ビクビクオドオドの波動が同じ現象を引き寄せてしまう
一人さんが教えてくれた言霊、「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。
この言葉を毎日10回唱えるだけで、自分の波動が変わり始めるといいます。
この言葉には、上の立場になっても威張ってはいけない。かといって、下の立場でも甘く見られてはいけないという意味があります。
なので、いかに威張らずに、いかに、なめられないようにするか。そこを意識するだけで、周囲との関係性が自然と整っていくわけです。
この言葉を唱えると、自分自身に不思議なほどの気迫が生まれ、同時に、相手の態度が急に変わることもあるそうです。
たとえば、家庭内で暴力を振るわれていた女性が、この言葉を言い始めたことで、相手に毅然と立ち向かえるようになり、ついには暴力も止んだというケースもあるんだとか。
もちろん、逃げるという選択肢も忘れてはいけません。離婚することで、お互いに幸せの道へ、一歩前に進むこともあるでしょう。
ただ、距離を置くにしても、人に甘く見られながら幸せに生きることはできません。このことに変わりはないです。
なめられちゃいけない。この言葉が、自信を育て、人生の流れを好転させる“お守り”のような役割を果たしてくれるのです。
話し上手よりも“相槌(合いの手)”上手になること!
よく、「聞き上手になりなさい」という言葉はを聞きますが、一人さんはさらに一歩踏み込んで、「合いの手の練習をすること」の大切さを説いています。
人間関係で魅力的に見られる人というのは、話の内容よりも、その場の「雰囲気作り」が上手な人です。
たとえば、「うんうん」「へぇ~」「そうですね」「なるほど」「わかります」といった声のリアクションや、首をうなずく動作。
これがあるだけで、相手は「ちゃんと話を聞いてくれてる」と感じるものです。
逆に、真剣に聞いていたとしても、リアクションがないと「この人は無関心なんだな」と思われてしまいます。
真顔で反応が薄かったり、あまりにも会話に間(ま)が空くと、相手に誤解を与えてしまう可能性があるんですね。
つまり、聞いている“つもり”では魅力は生まれないということです。
だからこそ、合いの手の練習は必要不可欠。実際に、100回でも200回でも、自分で声に出して「うん、なるほど」「そうなんですね」と言う練習をしてみてください。
これは演技ではなく、相手への尊敬(リスペクト)の表現です。
合いの手が上手な人は、話し上手でなくても「話したくなる人」になります。
それは、商談でも恋愛でも、すべての対人関係において大きな武器となるでしょう。
魅力的な人は「堂々」として「反応が早い」のが特徴♪
魅力的な人に共通しているのは、堂々とした態度と、相手に対するレスポンス(反応)の早さです。
一人さんは、「相槌が遅いと、相手に“不満に思ってるのかな?”と思われるよ」と指摘していました。
つまり、相手の話が100%理解できなくても、まずは「うん、分かりました」と返すこと。
これは、相手の話に同意するという意味ではありません。あくまで、「あなたの言いたいことはわかりましたよ」という合図になるんですね。
この反応が遅れれば遅れるほど、「この人は嫌々聞いているのではないか・・・」「頼まれたことを拒否したいと思っているのではないか・・・」と誤解されやすくなります。
これは仕事でも恋愛でも、どんな人間関係においても、大きなマイナスポイントになります。
また、自分の魅力を高めたいなら、「人を感心させよう」とするのではなく、「自分が感心する」ことの方が重要です。
「なるほど」「そうか」と素直にうなずくことで、相手は心を開きやすくなり、結果的に信頼関係が築かれます。
職場でも家庭でも、「平気な顔をして堂々と」「相手の話にすぐ反応する」この2つを習慣にすれば、あなたの印象は驚くほど良くなるはずです。
実際に仕事の成績や評価、さらには人間関係そのものが好転していくでしょう。ぜひ、試してみてくださいね^^
本日のまとめ
職場いじめや人間関係のストレスを回避するためには、自己防衛だけでなく、自分を魅力的に見せるスキルが必要です。
斎藤一人さんの教えにある、逃げる(休職・転職)、オドオドしない(堂々としたフリ)、相槌(あいづち)を極めるという3つのポイントは、すぐに行動できる実践的な方法です。
・逃げることは恥ではありません。自分を愛するために必要な選択肢です。
・自信は“ふり”からでも始まり、合いの手は“習慣”で身につきます。
・明日から、堂々と、笑顔で「うんうん、なるほど」と返すだけで、あなたの世界が少しずつ変わり始めるはずです。
そして最後にもう一度、この言葉をあなたに贈ります。
「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。
あなたの人生を変える魔法の言葉です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^