斎藤一人さんから学んだこと

政治家への怒り方|人に甘く見られちゃいけないよ!!【斎藤一人】

政治家の言動に腹が立ったら怒るべき?我慢すべき?

斎藤一人さんの弟子(舛岡はなゑさん)が書いた書籍に「逆ギレのすすめ」という本が、過去に出版されていて、当時そのタイトルに驚いた方も多かったと思います。

基本的にひとりさんは、「怒りたくなるときでも、むやみに怒るのはおススメしないよ」とおっしゃっています。ただ、いかなる場面でも感情を抑制さえすればいい!というわけではありません。

本当は天国言葉だけを使い続けていたいし、周りからも「感情的になっちゃダメ!!」と言われ続けてきたけど、ついつい怒ってしまう!というのは、誰しも経験があると思います。

たとえば、政治家の言動に腹が立ったとき、その怒りの感情を抑えたまま、モヤモヤした心で苦しい状態を続けるのは、決して健全とはいえないでしょう。

明らかに甘く見られていて、見下されていると感じたら、怒りの気持ちをあえて表現してみるのも一つの手です。もちろん、常識の範囲内ではあります。

一方で、「怒るべきではないとき」というのも存在します。それは、相手を変えるために怒ったり、反撃するために怒ったりすること。これは絶対におススメできません!

なぜなら、基本的に他人を変えることはできないからです。他人を変えるために怒るのではなく、自分のモヤモヤした心(感情)を表現するために怒るというのが、ひとりさん流の怒り方になります。

それで、怒った後に気持ちがスッキリしているようなら〇。モヤモヤが続くようなら×。そうやって、自分自身の内面を基準にしながら、怒る時と怒らない時を判断してみてください。

斎藤一人さんが提案する「得をする怒り方」とは!

怒りというのは、どうしてもネガティブなものでしかない...と捉えられがちです。

しかし、斎藤一人さんは、「嫌な人に対して嫌ということで、相手にも学ぶことがあるんだよ」と語っています。

私たちは「相手を傷つけたくないから」「波風立てたくないから」と我慢しがちですが、ときには自分の気持ちを伝えることで、相手が「これではいけない」と気づくこともあるのです。

政治家の例を出すなら、たとえば税金の使い道や外国人の生活保護など、実際に多くの人が疑問や不満を抱える事例は少なくありません。

そこに対し、ただ我慢して「政治家なんてどうせああいうものだ」とあきらめてしまうか、それとも「おかしいと感じるから声を上げる」という行動を取るかで、得られる結果は変わってくるでしょう。

もちろん、基本的には正しさよりも楽しさを優先した方が幸せですし、仮に怒るとしても、ただ感情任せに怒りをぶつけたところで、相手の耳に届かないことも多いです。

でも、だからこそ、「相手を変えるためではなく、まずは自分の気持ちに素直になろう」といった意識を持つことで、両者にとって有益な結果がもたらされる可能性が出てくるわけです。

これは、政治家への怒りに限った話ではありません。ひとりさんいわく、優しい人やオドオドしている人は、他人に甘く見られてしまう傾向があるとのこと。

それで、もし心当たりがあるなら、「威張っちゃいけない、なめられちゃいけない」を何度も唱えるんだよ♪とおっしゃっていました。優しさも大事ですが、人に甘く見られながら、幸せに生きることはできません。

斎藤一人さんに学ぶ「怒りのエネルギー」の活かし方♪

一つ注意点として、今回のお話は、決して"怒りの感情"を日常化してくださいと言っているわけではありません。

普段から、あまり怒りの感情をストレートに吐き出していると、身近な人との関係をこじらせることがあるので、その点は十分にお気をつけください。

斎藤一人さん自身は、9人のお弟子さん全員が、たったの一度もひとりさんが不機嫌なところを見たことがないというだけあって、めったに怒ることはないようです。

ひとりさんいわく、年に何回かそういった感情が出てきたとき、その怒りのエネルギーを人にぶつけるのではなく、仕事に向けているとのこと。人ではなく、仕事の活力にするのも一つの手なんです。

それで、実践する時のコツは何ですか?という問いに対しては、「コツなんてものはないよ、やってみればいいの」と、シンプルに語っていました。

確かに、仕事に没頭している間に、怒りの感情が収まっていることってありますよね。おそらく、この考え方は、好きなことに夢中になるという行動とも似ているのかもしれません。

ひとりさんの教えは、楽しく生きるのが基本です。その中で、怒ることがあってもいい。でも、ずーっと相手に怒り続けていてもしょうがないので、そのエネルギーを仕事や趣味に活かしていくこと。これが大事なポイントです。

私は、怒りに飲まれず、かといって抑え込みもせず、うまく「エネルギーとして活かす」姿勢が大切だと感じました。

政治家に対して、意見を述べるのはもちろん自由ですが、同時に、自分の生活や仕事でやれることも数多くあると思いますので、ぜひその辺りを参考にしてみてください。

斎藤一人さんが語る「逆ギレ」の本当の意味☆

一般には、逆ギレ=理不尽に怒り返すこと、と捉えられていますが、ひとりさんの考え方は全く違うものです。

理不尽に怒り出す人は、相手を否定・批判するためにその感情を使いますが、本当は、相手を変えようとしたり、攻撃したりするために使うものではありません。

本来、怒りの感情というのは、自分自身に対して「たまには怒ってもいいんだよ♪」と許可を出すこと。要は、怒った後に、スッキリした気分で、再び幸せの道を歩んでいくために、あえて怒りの周波数を選ぶ!ということなんですね。

なので、ここで言う「逆ギレ」とは、決して、誰かをやり込めたり、支配したりするための怒りではないんです。

例えば、幼少期から家庭環境にトラウマを抱えて育った人は、大人になっても人目を気にしながらオドオドしてしまうことがあります。

そういった場合、大人になってからでもいいので、自分に「素直な感情を表現させてあげる」必要があるんですね。その時に、ちょっと汚い言葉になってしまうことがあっても、それを許可してあげるのがポイントです。

ずっと黙ってきた、我慢してきた。だからこそ、「ここでちょっとキレてみようか」と、自分に許可を出してあげる。これは単なる怒りではなく、幸せの道へのつながる"癒しのプロセス"なんです。

また、うつになる人、パニックを抱える人、どこか心が弱ってしまう人の多くが、怒ってはいけないと思い込んで、自分をずっと締めつけている。そんな人には、むしろ逆ギレこそが突破口になることもあるでしょう。

その代わり、怒った後に、相手が変わらなくたって構わない。大事なのは、自分が「今の自分の気持ち」をちゃんと感じて表現できたという、その一点だけです。

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