斎藤一人さんが教えてくれた「病気は神様からのお知らせ」
斎藤一人さんの教えで衝撃を受けたのは、「病気やケガというのは神様からのサイン」であるというお話です。
多くの人は、病気になると「なんて不運なんだ」「災難に遭っちゃった」って考えがちですよね。
ひとりさんは、「病気は外からやってくるようで、実は、70%は内側から起こるものなんだよ」とおっしゃっていました。
たとえインフルエンザのように“感染症”であっても、体が元気で免疫が高い人はかかりませんし、かかっても軽症で済むんだそうです。
もちろん、この症状は内面なんて全く関係ないよ!と捉えるケースもありますが、実は「心の状態」が大きく影響していることも多くあるんです。
この話をすると、私が100%悪いんですね!と自分を責める人もいますが、ひとりさんは、あなたに自分を責めてほしいわけではありません。
そうではなく、日頃、「自分の考え方」や「生活習慣」に気づきのサインを感じることはありませんか?と、問いかけているんですね。
例えば、どんなに気を付けていても風邪を引いてしまうことってあると思います。
また、どうせ頑張ったって自分なんかうまくいくわけない・・・と、後ろ向きな気持ちで毎日を過ごしてしまうこともあるでしょう。
その時に、どれだけ体調管理を徹底していても、心が不安定でストレスを無理に抱え込んでいれば、免疫力が低下してしまうこともあります。
つまり、病気というのは、「今はちゃんと休んでね」「その考え方は間違ってない?」といったメッセージを受け取るチャンスなんです。
もちろん具合が悪いときは、つらくて苦しいものですが、学びや気づきを通じて与えてくれる『神様の愛(ギフト)』は奥深いものです。
斎藤一人さんが語る「食事」と「考え方」のバランス
斎藤一人さんは、病気を治すカギとして「比重(ひじゅう)」を挙げています。
その比重の内訳は、食事が15%、お風呂やマッサージといった身体のケアが15%、そして残りの70%は考え方なんだそうです
この数字が出てきたとき、私は思わず「えっ!そんなに考え方って重要なの?」と驚いてしまいました(笑)
たしかに、私も「食べるものに気をつかって運動すれば、なんとか健康は維持できるんじゃないか」って思っていたタイプです。
ところが、いくら身体にいいものを食べても、心が常に不安や緊張でいっぱいだったり、あるいはダラダラとメリハリがなく安静病のような生活をしていたりすると、結局は体の不調につながってしまうものです。
そういう経験、あなたも身に覚えがありませんか?
「安静病」という言葉、斎藤一人さんは本当に面白いですよね。
パニック障害や引きこもりで悩んでいる人の多くは、安静にしすぎる生活が長引くことで、かえって動けなくなるのだそうです。
なので、あえて朝起きたら水でパシャっと顔を洗い、ちょっとでも外を歩いてみたり、メリハリをつくってみたりすること。
それだけで、気持ちや体が変わることもあるといいます。
一方で、仕事や人間関係で緊張しっぱなしの人は、休むことを意識するだけでいいかもしれません。
要は、「生活バランスのどこが崩れてるか」を知るのが大事なんですね。
そこにプラスして、食事面で白米に少し玄米を混ぜてみるとか、ぬるめのお風呂にゆったり浸かるとか、そういった小さなことも実行すると、次第に体が変化していきます。
そうやって体を変化させることで、心も軽くなってくるものです。
そう考えると、食事や運動・入浴のケアは実は15%でも侮れないし、考え方は70%でも決して難しいことじゃないのかもしれません。
斎藤一人さんの「ストレス」との向き合い方
私が特に「なるほど!」と思ったのは、ストレスとの付き合い方です。
斎藤一人さんは、「ストレスそのものは消せない」とバッサリ言い切っていました。
ただ、「ストレスを嫌なものだと捉えるか、ありがたいものだと捉えるか」で、まったく違うものになるんですって。
たとえば、仕事で複雑なプロジェクトを任されて大変だと思うと、それはストレスですよね。
でも、もしそれが麻雀やゲームだったら、どれだけ複雑でもワクワクしながら頭をフル回転させるので、不思議とストレスにはなりません(笑)
つまり、同じ「頭を使う」という行為なのに、楽しい・ありがたいことだと、感じられればストレスは自然と減っていくわけです。
これは私自身、趣味には一生懸命になれるのに、仕事となるとどこか身構えてしまうのを見ても、よく分かります。
斎藤一人さんは「何かあったら、まずは『これって良いことなんだ』と思うクセをつけるといいよ」と教えてくれました。
実際にやってみると、最初は少々ムリヤリ感がありました(笑)
「こんな嫌なこと、良いことなわけないじゃん!」とつっこみたくなる自分もいます。
ですが、そこをあえて「いや、これは何かのチャンスかもしれない」「絶対に意味があるんだ」と思い込むようにしてみました。
すると、だんだんと気持ちがゆるんできて、「ま、なんとかなるか♪」という余裕が生まれるんですよね。本当に不思議です。
斎藤一人さんの言葉で感じた「体と神さまへの感謝」
斎藤一人さんの言葉をあらためて振り返ると、私が一番大きく変わったのは「体を信頼する」ということです。
熱が出たり、吐き気を催したり、腰が痛くなったりするのは、体が“今こそ修復作業を始めていますよ”というサインなんだと。
体って本来、神さまが作った完璧なシステムで、何か問題が起きたら自動的に対処しようとしてくれているんですね。
私たちはその働きをじゃましないように、十分に休養を取ったり、適切な栄養を補ったりすればいいんです。
そのうえで、病院で薬や手術の助けを借りることもありますが、実際に治すのは「体自身」なんだと気づかされました。
もちろん、体調不良の真っ只中にいるときは「あ~もう最悪!」と感じることも、正直あります(笑)
でもそこでちょっと立ち止まって、「体は間違えない。今はただ治そうとしてるだけなんだ」と思い直すと、ずいぶん楽になります。
むしろ、その感覚に気づくと「こんなに頑張ってくれてありがとう!」と体に感謝したくなることもあります。
まだまだ私も一進一退なところはありますが、「病気って神さまからのサインで、体が修復するチャンス」という考え方が染み込んできてからは、昔よりも自分の体や心の状態に気づきやすくなりました。
人間が作った車なら、故障したら修理工場で部品交換してすぐ直りますよね。
でも、神さまが作った私たちの体はそうはいきません。医者に行けばなんでも一瞬で完治するわけじゃないし、薬が治しているわけでもありません。
薬は治癒を手助けしてくれるもので、本当に治すのは自分の体の力なんです。
だからこそ、「自分の考え方や生活習慣を改めること」も重要なんだなぁと、しみじみ感じます。
まとめ:病気は「考え方を見直すきっかけ」
「病気=不運や災難」という思い込みをやめてみると、「自分のなかに間違いがあるのかも」「ちょっと考え方を変えたら、もっと楽になるかも」というポジティブな視点が生まれてきます。
ただ、体調を崩せばやっぱり落ち込みますし、「こんなはずじゃ…」とイライラすることだってあります。
それでも、斎藤一人さんが言うように「最終的には自分の中に答えがあって、ちゃんと自分で治す力もあるんだ」と気づいただけで、随分心が軽くなったんですよね。
- 病気は神さまからのサイン
- 体は間違えないし、自分で治す力をもっている
- 食事・運動・考え方のバランスは四重(しじゅう)で考えるとわかりやすい
- ストレスとの向き合い方は“良いことなんだ”と思ってみる
こんなふうに整理してみると、病気がちょっと違う顔を見せてくれます。
もし今、何かしら不調を抱えている方がいたら、この考え方を試しに取り入れてみてほしいなと思います。
もちろん医学的な治療も大切ですから、適切なお医者さんの診断を受けつつ、ぜひご自身の心と体にも意識を向けてみてくださいね。
そこには「自分を幸せにする大きなヒント」が、たくさん転がっているように感じています。
病気はしんどいし、できればなりたくないけど、それをただの不運で終わらせないで、「あ、間違いを修正するチャンスだ」と視点を変えてみる。
すると人生がちょっと面白くなるし、自分を大切にできる気がします。
ぜひ、ご自身の日常のなかで、この教えをゆるやかに試してみてください。
あなたの心と体が、いつも健やかで明るいものでありますように。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^