斎藤一人さんから学んだこと

心がえぐられる苦しい時は簡単なことを繰り返してごらん【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんの教えをもとに、心をえぐられるほどのショックを受けた時にどう対処したらいいのか、その辺りのお話ができたらと思います。

心をえぐられるほどのショックを受けた時って、時間の経過を待つしかないっていうのもそうだし、あとは僕の場合だと、いろんなワークとにかく繰り返すようにしています。

例えば、「矢印ワーク」っていうのは、シンプルに矢印をイメージします。落ちこんでいる時は、下に矢印が向いているで、それを上に向けるっていうだけの、本当にシンプルなワークです。

心がえぐられるくらい苦しい時って、それぐらいのことしかできないんですよね。例えば、死別を迎えた時とか、本当にショックなことが起きた時とか。『矢印が下に向いてる、それを上に向ける』。矢印が上に向くっていうようなイメージしか持てないんですよ。

普段だったら理論的に考えることができても、本当に苦しい時は、そのぐらい簡単なワークのみでいいと思います。

そしたら、その次に簡単なワークが「許可ワーク」というものです。これも本当に簡単なワークで、悩みを吐き出した後に「いいんだよ」という言葉を付け加えます。

例えば、今こういうことで悩んでいる。悩んでもいいんだよ!今ものすごく気持ちが落ち込んでいる。落ち込んだっていいんだよ!今このことですごく後悔している。後悔したっていいんだよ!

このように、とにかく全ての感情に対して「いいんだよ」と肯定していきます。僕の場合、本当に苦しい時は、このワークをするだけで精一杯ということもあります。

最後に、時間の経過を待って、気持ちがちょっと楽になってきたら、「フィーリングワーク」で感覚的な部分を楽にしていきます。フィーリングワークとは、「人生に答えはないんだから」という言葉をひたすら、自分が今抱えている悩みの後につけて、考え方をマイナスからプラスに持っていくというものです。

今こういうことで悩んでいる、後悔している、苦しい。でも、人生に答えはないんだから、この先もずっと悩むこともできるし、でもちょっと視点を変えて、角度を変えて、こういう生き方をすることもできるよね。

あの時、あの判断をしていれば、この道に進んでいればと後悔している。でも、人生に答えはないんだから、後悔したまま、この先も生きていくこともできるけど、もし必然的に起きた出来事だったとしたら、もし最善のタイミングで起こるべくして起きた出来事だったとしたら、どんな意味があるんだろうか。

自分にとっても、あの人にとっても、最善なタイミングで、最善な出来事として、今このタイミングじゃなきゃダメだったんじゃない?

このように、マイナスとしか思えなかったことが、「人生に答えはないんだから」という視点を持つことで、全く違う角度からプラスに捉えられるようになります。

結局、矢印ワーク、許可ワーク、フィーリングワーク、どれでもいいんですよ。どのワークをやってもいいし、「感謝ワーク」という、ひたすら感謝の対象を見つけて、「ありがとう」を繰り返すワークをやってもいいと思います。

何でもいいんですけれども、とにかく自分の中で引き出しを持っておくことが大事なんですね。苦しい時、辛い時、悲しい時に、自分の中でどうやったら、この苦しい状態が楽になるんだろうかと。

だって死別したからといって、追いかけるわけにはいかないじゃないですか。自分にも使命がある。寿命まで生きるという使命があるということは、亡くなった人にも使命があったわけですよ。

だから、自分の人生と相手の人生を一緒にしちゃいけない。相手は相手で、生まれる前に魂が決めてきた寿命、年齢があるわけです。その年齢に達したら、「もう十分だよね」っていうタイミングを決めて生まれてきたわけです。

でも、もちろん自分にも、自分の魂が生まれる前に決めてきた寿命があって、その先に、亡くなった人と何歳の時に死別するっていうことも、大体、大まかには決めてきているんですよね。

だから、生きている間は、生きている相手が「生きている」っていう状態で学びがあって、死別して相手がいなくなってしまったで、そういう状況にならないと味わうことができない、体験することができない感情というものがあるわけですよ。

だから、「あの時こうしていれば」っていう後悔はしてもしょうがないし、しょうがないけど、後悔しちゃうんですけどね。分かっていても、どれだけ後悔しないようにと思っていても、いざ、そういう状況になってしまったら、後悔はしてしまうんだけれども、それは全てエゴですから。

後悔するというのも強い自我(エゴ)です。亡くなった人は、もしかしたら僕に一日でも早く立ち直って、軽い心で明るい気持ちで過ごして欲しいと思っているかもしれない。

でも、それに対して僕がいつまでも、「あの人のために、もっとできることがあったんじゃないのか」っていう、ずっと後悔しているっていうのは、明らかに相手のためではなくて、自分自身のエゴに執着しているに過ぎないわけですからね。

だから、今回お伝えしたシンプルなワークをやっているうちに、自分の中に持っていた、「手放さなきゃいけない感情」というものが見えてきて、それを手放すために、死別という経験が必要だったということ。

物事には偶然なんてないんですよ。起きた出来事もそうだし、タイミングもそうだし、全て必然なんですよね。生きている間は、生きている間でできることがあって、その時にはまだ気づいていないこともある。どう頑張っても気づけないこともあるんです。

それで、亡くなった後、死別した後に、後悔が出てくる。で、後悔が出てくることも必然だし、失ってから気づくことがあるっていうのも、実際そうなってみないと分からないんですよ。

だから、結構、臆病な性格というか、将来、老後のためにいろんな備え、準備をしている人も多いと思うんですけれども、僕の感覚としては、その貯金とか、収入面とか、そういう形的な備えよりも、常にどんな状況になっても、自分の中で、この人生に対する考え方や日々の自分自身のあり方っていうものの『引き出し』を大事にしていくことが大切だと感じます。

だって、どんなに頭で考えて準備していたって、人間、最後の最後は感情の生き物ですよ。目には見えない心で苦しむ、辛い。でも逆を言えば、目には見えない心で助かるんですよ。必ず、そこに救われる。

だから、自分を苦しめるのも心だし、助けられるのも心なんですよね。不安な時とか、怖い時って、人生の方程式のような答えを作りたがるのが人間なんですけれども、やっぱりそこは、日々自分と向き合って、逃げずに向き合って、今回のお話でいうと、矢印ワーク、許可ワーク、フィーリングワークっていうところを実践してみること。

別にワークの名前は、自分で考えて、僕みたいに自由に作っていいと思うんですよ。人から聞いた話でもいいし、並木さんの統合ワークみたいなものでもいいと思います。

内面の成長というところに焦点を当てて、元気な時は元気な時で、そのワークを活用し、もっともっと元気に幸せに生きたらいいし、落ち込んでしまった時、ショックを受けた時、辛い時は辛い時で、またそのワークが、自分のことを助けてくれるはずです。

こうした『無形の価値』というものが、これからの時代、特に必要になってくる。そういう時代になっていくんじゃないかなという風に感じています。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!感謝してます^^

⇒参考:心がえぐられるほどのショックを受けた時の対処法【斎藤一人】

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