斎藤一人さんが語る「天之御中主様」とは何者か
本日は、斎藤一人さんの教えに出てくる『アメノミナカヌシ様、お助け頂きましてありがとうございます』という、感謝の言霊にはどんな意味が含まれているのか、チャネラーの中村咲太さんのお話を参考に、その真意をシェアしていきたいと思います。
まず、天之御中主様(あめのみなかぬしさま)は、日本の神話において最初に登場する神様の一柱で、宇宙の創造主とも言われる存在です。
「天の真ん中に座す主(ぬし)」という名前が示すように、すべての中心、つまり宇宙の起点にあたる存在として描かれています。
斎藤一人さんは、この天之御中主様について、単なる神話上の存在や遠い神格化された存在としてではなく、「私たちの身近に常に存在しているエネルギーの本質」として語っています。
特に注目すべきところは、この神様が“愛と感謝の波動そのもの”であるという点です。
天之御中主様は、どこかの神社の奥に静かに鎮座しているような神様ではなく、今この瞬間、私たち一人ひとりの身の回りの空気や光、物質の粒子にまで宿る“宇宙のエネルギー”なんですね。
私たちが何かに対して「ありがとう」と素直に感謝の気持ちを抱いた時、その感謝の波動は宇宙の中心と呼応します。
すると、目に見えないけれど、確かに存在する天之御中主様がその振動に反応し、私たちの現実に「奇跡」や「可能性の開花」といったかたちで影響を及ぼしてくれるというのです。
これは、私たちがどんなに小さな存在に思えたとしても、感謝というエネルギーを通じて、宇宙の根源とつながることができるということ。
言い換えれば、感謝は“宇宙の扉を開くカギ”であり、誰もがそのカギを手にしているのです。
斎藤一人さんは、そうした天之御中主様の教えを、決して難解な言葉で語るのではなく、「感謝」という私たちにとって最も身近で日常的なテーマを通して伝えてくれています。
特別な宗教的知識がなくても、ただ心から「ありがとう」と感じること。
それだけで、宇宙の創造エネルギーとつながることができるというのは、本当にありがたい教えだと感じます。
「ありがとう」は宇宙を味方につけるスイッチなんだ♪
斎藤一人さんの感謝に対する考え方は、私たちが日頃持っている「感謝=礼儀」や「感謝=いい人であるための行い」といった常識を、大きく超えるものです。
一般的には、感謝は人としてのマナーや道徳の一環として捉えられがちですよね。
たとえば、「ありがとうを言いなさい」と教わるのは、社会の中で円滑な関係を築くためのルールとしての一面があるからです。
しかし、一人さんはこの感謝の本質を“宇宙最大の愛のテクノロジー”と表現しています。
つまり、感謝とは「ただの礼儀」ではなく、宇宙を動かす力そのものであり、私たちが本来持っている可能性を引き出すスイッチのような役割を果たすのです。
酸素がなければ人は生きていけないように、感謝がなければ魂のエネルギーが循環せず、本当の意味での「可能性の開花」は起こらないということ。
感謝は“精神論”ではなく、もっとリアルな“エネルギー”であり、宇宙の仕組みの一部として組み込まれている「愛のシステム」なんです。
また、一人さんはこの感謝というテクノロジーが「奇跡を起こす周波数」であると教えています。
感謝の波動が高まると、それに共鳴して宇宙の感謝の粒子が私たちのもとに集まりはじめます。
そして、その粒子が流れ込むと、不思議なタイミングで必要な人と出会えたり、思ってもみなかったチャンスが巡ってきたりと、いわゆる“奇跡”が現実に起こるようになります。
この感謝という愛のテクノロジーは、誰にでも扱うことができるのが素晴らしいところです。
高価な道具も、特別な修行もいりません。ただ、自分の心の中に「ありがとう」という気持ちがあるかどうか。
それだけが、奇跡の始まりになるのです。大切なのは、感謝を「義務」としてではなく「自然な波動」として感じること。
何かしてもらったから「ありがとう」と言うのではなく、ただ生きていられること、目の前のご飯を食べられること、今日も空が見られること、そんな小さな奇跡に心から感謝すること。
斎藤一人さんの言葉に触れていくと、私たちが当たり前と思っていた毎日が、実はどれほどありがたいことに満ちていたのかに気づかされます。
そしてその感謝こそが、自分の人生を変えるエネルギーとなって、次の扉を開いてくれるのです。
「感謝→奇跡→可能性」☆人生を変える宇宙の黄金ルート
「感謝をすると奇跡が起きる」──この言葉を耳にすると、少しふわっとした印象を持つ方もいるかもしれません。
でも斎藤一人さんが語る“奇跡”は、決して偶然の産物ではなく、感謝という具体的なエネルギーによって生まれる“必然”の現象なのです。
一人さんによると、宇宙には“愛と感謝”を基盤とする粒子が存在していて、私たちが感謝の気持ちを向けると、その粒子たちが反応し、現実に影響を与え始めるといいます。
これは単なる精神的なイメージではなく、“宇宙の仕組み”としてのリアルな流れ。感謝という周波数が宇宙と共鳴し、そこから目に見える現象、つまり“奇跡”が動き出すのです。
そしてこの奇跡とは、実は「あなたの中にある可能性が目を覚まし、表に出てきた姿」でもあります。
もともと私たち一人ひとりの中には、驚くような力、まだ見ぬ才能、想像もつかない展開が眠っています。
それらは「可能性」という名前で存在していますが、鍵となる“感謝”がなければ開くことはできません。
たとえば、どれだけ美しい色彩を持つ絵の具があっても、それをキャンバスにのせる筆がなければ、絵にはなりません。
感謝というのは、まさにその“筆”のようなもの。感謝を通して、可能性が現実の中に「奇跡」として描かれるのです。
ここで大切なのは、表面的な成功や行動だけでは、魂の力は引き出されないということ。どんなに大きなことをしても、そこに感謝のエネルギーが通っていなければ、どこか空虚で、薄っぺらくなってしまう。
逆に、どんなに小さな一歩であっても、そこに深い感謝が宿っていれば、それは人の心を動かし、波紋のように広がっていくのです。
この感謝→奇跡→可能性という流れは、芸術、ビジネス、教育、人間関係など、すべての場面に活かせます。
感謝があるかないかで、取り組んでいる内容がまったく別物のように感じられるほど、エネルギーの質が変わるのです。
そしてその違いは、最終的に人の心や人生までも動かしていきます。つまり、奇跡とは特別な力を持つ人だけが起こせるものではなく、感謝を大切に生きるすべての人が、自らの可能性として表現していけるもの。
斎藤一人さんの教えは、そうやって“自分の中の奇跡”に目を向けさせてくれるのです。
宇宙を動かす感謝の波動!愛の循環がもたらす真の目覚め
感謝とは「するもの」ではなく「生きるもの」──斎藤一人さんが伝えるこの感謝の姿勢には、深い気づきが詰まっています。
多くの人が、感謝を「一つの行動」として考えます。
ありがとうを言う、恩に報いる、感謝の気持ちを持つ。でも一人さんの教えはそこを超えて、「感謝そのものになる」という意識にまで導いてくれます。
彼が言う“感謝を扱う存在”とは、どんな瞬間にも、どんな状況にも、感謝というエネルギーを流せる自分であることです。
良いことが起きた時だけ感謝するのではなく、何気ない日常や、時には困難さえも、人生に用意されたギフトとして受け取る感性を持つこと。
その状態にある時、私たちは宇宙そのものと同調し始めます。そして、面白いことに「感謝は宇宙中に影響を与える」と言われています。
1人の感謝が、全宇宙のエネルギーを動かす。なぜなら、宇宙そのものが“感謝の共鳴体”だからです。
感謝の周波数を放てば、同じ周波数を持つエネルギーが引き寄せられ、自分のもとに集まってきます。
そして、そのエネルギーが人生を満たし、自分自身をさらに輝かせていく。そんな循環が自然に起こり始めるのです。
たとえば、目の前にある何の変哲もない洋服、何気なく使っているスマートフォン、家族との時間。
これらがすべて「今、ここでしか出会えない奇跡」だと心から思えた時、感謝はもはや“行為”ではなく、あなたの“本質”として息づくようになります。
「特別なことにしか感謝できない人」は、人生に数えるほどのギフトしか受け取れません。でも「日常のすべてに感謝できる人」は、世界そのものがギフトに変わるのです。
そうなった時、人は“与えられた存在”から“与える存在”へと変容していきます。
そして、その人が放つ感謝の波動は、周囲の人々に連鎖し、ひとつの社会や地球の波動すら変えていく力を持ちます。
「私一人の感謝に意味があるのか」と思う必要はありません。あなたが変われば、世界も変わる。斎藤一人さんは、そのことを何度も繰り返し伝え続けているのです。
感謝を生きるというのは、誰かに感謝を強要することでも、何かを得るために感謝することでもありません。
それは、宇宙のエネルギーと一体になりながら、自分という存在の真の可能性を開いていく“在り方”です。
斎藤一人さんの言葉に、ただ心を開いて耳を傾けてみてください。「感謝を生きること」そのものが、あなたにとっての奇跡を連れてきてくれるはずです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^