斎藤一人さんの教え

過去の嫌な記憶から「許せない気持ち」が湧いてきた時【斎藤一人】

過去の嫌な記憶と向き合う「許す」の本当の意味

思い出したくないのに、昔の出来事が頭から離れない。そんなとき、気持ちのやり場に困ってしまいますよね。

今回は、斎藤一人さんの教えを手がかりに、『許せない気持ちの手放し方』について、一緒に考えてみましょう。

誰でも一度は、過去の嫌な記憶がふと蘇り、胸がざわざわするような経験があるのではないでしょうか。

あの時言われたひと言、あの時されたこと。もうずっと前のはずなのに、記憶の中でまるで昨日のことのように鮮明に蘇ってきて、「あの人が許せない」という気持ちが波のように押し寄せてくる。

そういう状態に、心当たりがある方も少なくないと思います。

斎藤一人さんは、この「許せない」という感情について、とても大切なことを教えてくれています。

それは、「許せない気持ちが湧いてきたとき、まず責めなければいけないのは相手でも、過去でもなく、自分自身をまず許すことだよ」という教えです。

一人さんいわく、「許せない気持ちは心に毒の種をまくようなもの」だということ。

毒の芽が出て、育って、やがて大木になる。そうなると、苦しみはどんどん深く大きくなっていくのです。

だからといって、「許せない自分はダメだ」と責める必要はありません。

「あの人が許せない」と思う、そういう自分をまず丸ごと認めてあげる。それが、一人さんの言う「許す」の入口なんですね。

人生の中で、嫌な目にあったり、ひどいことを言われたりした経験のある方は、おそらくこの「許せない気持ち」と長い間向き合ってきたことでしょう。

そういう方に、ぜひ知ってほしいのが、「許せない気持ちを持っている自分でいい」という一人さんの温かな眼差しです。

まずそこから始めると、心がふっと軽くなる瞬間が来ます。

「許す」は相手のためではなく自分のためにする

さて、「許す」と聞くと、多くの人が「相手を水に流すことでしょう?」と思うかもしれません。

でも、一人さんが教えてくださっているのは、少し違います。

「人を許すというのは相手のためじゃないの。自分のためなの。相手には何の効力もないの」という、とても大切な言葉があります。

考えてみてください。あなたがどれだけ夜も眠れないほど誰かを恨んでいても、その相手はぐっすり眠っているのです。

それどころか、相手はあなたに言ったこと、したことを覚えてすらいない場合がほとんどだといいます。

一人さんの言葉を借りると、「あなたが恨んでいる相手は、自分のことを善人だと思って生きているんだよ」ということなんですね。

つまり、「許せない」という気持ちをずっと抱え続けることは、結局のところ、自分の大切な時間とエネルギーと運気を相手に捧げ続けているようなものなのです。

一日でも、一年でも、その相手のことを考えて心を痛めているとしたら、それだけの時間を相手に差し出しているのと変わりません。

豊かな人生、幸せな人生というのは、自分の魂が喜ぶことに時間とエネルギーを使うことから始まります。

嫌な記憶に縛られ、ドロドロとした波動の中にい続けることは、自分の幸せを遠ざけることにもつながってしまうんですね。

一人さんによると、「許せない状態」が続くと交感神経が緊張し、体が硬直して免疫力も下がるといいます。

なかなか病気が治らない人、体に不調を抱えている人は、何かが許せない状態にある場合が多いというのは、医学的にも注目されている観点です。

「許す」ということは、体を緩めること。神経を緩めること。そして、魂を自由にしてあげることでもあるのです。

「許せない自分」を許す練習から始めよう

では、具体的にどうすればいいのか、という話をしていきたいと思います。

一人さんが提案してくださっているのは、とてもシンプルな方法です。

それは、まず「許せない自分を許す」ということから始めること。

「どうしても許せない」という気持ちはそのままでいい。無理に許そうとしなくていい。ただ、「そんな気持ちを持っている自分」を責めずに受け入れてあげてください、ということなんですね。

心というのは不思議なもので、「許せない感情を持ってはいけない」と否定すると、余計に気持ちが反発して、憎しみが増してしまうことがあります。

逆に、「そうだよね、あれはひどかった。そう思うのは当然だよ」と自分に寄り添ってあげると、不思議と心が少しずつ落ち着いていくのです。

ここで一人さんが勧めてくださっているのが、言葉の力です。

「思っていなくていい。言葉だけでいいから『自分を許します』と言ってみてください」という教えがあります。

これは天国言葉と同じ考え方で、言霊の力を借りて、心を少しずつ緩めていくというアプローチです。

最初はぎこちなくても、何度も口にしていくうちに、心がだんだんと柔らかくなっていきます。

「自分を許します」「まぁいいか」「ありがとう」──こうした言葉を日常の中に取り入れていくことで、許せない気持ちが少しずつ溶けていくんですね。

また、一人さんはこんなことも言っています。「許せない人がいる自分を許すことです。あなたが許せないと思うのだから、その人は本当に嫌な人に違いない。嫌だと思っていい」と。

「嫌だと思っていい」という言葉がどれだけ救いになるか、感じた方も多いのではないでしょうか。

嫌な感情を持つことは悪いことではなく、自然なことです。ただそれを、いつまでも引きずって自分の人生を曇らせるのはもったいないよ、というのが一人さんのメッセージなんだと思います。

ぜひ、今日から「自分を許します」という言葉を、一日一回でも言ってみてください^^

本日のまとめ

斎藤一人さんの教えから、過去の嫌な記憶と「許せない気持ち」について解説してきました。

許せない気持ちが湧いてくることは、誰にでもあることです。

大切なのは、そんな自分を責めず、「許せない自分でいい」とまず認めてあげること。

そして、「人を許すのは相手のためではなく、自分のため」だという一人さんの言葉を、ぜひ胸に留めておいてください。

あなたの大切な時間と魂のエネルギーは、嫌な記憶に捧げるためではなく、豊かで幸せな人生をつくるために使われるべきものです。

「自分を許します」という言葉を、毎日少しずつ口にしてみてください。

心が緩み、波動が上がり、やがて運気も人生も、明るい方向へ動き始めるでしょう。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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