もし霊に取り憑かれても怖がる必要はありません!
「霊がついたら、すぐに除霊しなければならない」――そんなふうに思っている人は少なくありません。
しかし、斎藤一人さんの教えでは、この考え方こそが間違いの始まりなんですね。
亡くなってもこの世に残っている霊は、成仏できていない魂(浮遊霊)です。
不平や不満、怒り、悲しみといったネガティブな感情のかたまりで、幸せに満ちた浮遊霊など存在しないといいます。
だからこそ、霊がついたときは「嫌だな・・・」と拒絶したり、怖がったりするのではなく、堂々とした明るい心持ちが大切なんです。
一人さんはこう言います。「ゆっくり憑いてなよ。これから美味しいものでも食べるから、一緒にどう?(笑)」って。
個人的に、さすがにそれは・・・と正直思ってしまいましたが、それくらいの強気でいたいものですよね。
具体的には、天国言葉を唱える(言霊:ことだま)、明るく笑顔でいること。あとは、パンパンと柏手の音を立てる(音霊:おとだま)などによって、それが霊の波動を変える力になります。
霊は闇のエネルギーです。光=明るい言葉や感情が放たれると、自然にその場に居られなくなって浄化されていきます。
そして、その霊はいつしか守護霊のように変化し、あなたを見守る存在になることもあるのです。
この考え方を知っていれば、「霊が怖い」「霊感があるから大変」というような苦しみからも解放されるでしょう。
大切なのは、怯えるのではなく、自分自身の波動を上げることによって、霊の居心地を悪くすることなんです。
波動を変えれば"霊は自然に離れていく"から大丈夫♪
波動とは、あなたが普段どんな感情や思考を持っているかを示すエネルギーのようなものです。
浮遊霊は「上気元な人」――つまり、いつも明るく、笑顔で、感謝の言葉を口にし、楽しく生きている人には近づけません。
なぜなら、波動が合わないからです。
逆に、不平不満ばかり言っていたり、怒りや悲しみに囚われていると、霊の波動と同調してしまい、どんどん取り憑かれやすくなります。
この「波動の法則」を一人さんはとてもシンプルに説いています。
霊に憑かれたと感じたとき、「私は上気元で生きる!」と強く決めて、その瞬間から笑顔で、明るく、感謝の言葉を口にしてみてください。
すると、あなたの波動が少しずつ上がり、どんよりとしたエネルギーが薄れていきます。そのとき、霊は自然と離れていくのです。
除霊した方が確実では?と思うかもしれませんが、それで根本的な解決にはなりません。
なぜなら、憑りつく浮遊霊が悪いと考えるよりも、憑りつかれた人間が、もう二度と憑りつかれないように在り方を変えていくことが大切です。
一人さんは、霊を「追い払う」ものではなく「癒して導く」ものと捉えています。
それで、その方法は極めてシンプルなものです。「自分自身が幸せになる」と決めて、上を向いて生きるだけ!
それだけで、霊たちもあなたに導かれるように成仏していくのです。
地獄にチャンネルを合わせると「悪霊」を引き寄せてしまう
一人さんは「地獄の電波」「天国の電波」という表現で、心のあり方がどんな存在を引き寄せるかを説明しています。
テレビのチャンネルを変えるように、私たちの心も「幸せ」「楽しい」「感謝」などの天国言葉を使うことで、上のチャンネルに波長が合います。
逆に「むかつく」「心配だ」「ついてない」といった地獄言葉を使っていると、下のチャンネルに合ってしまい、そこから浮遊霊や悪霊、自爆霊、さらには魔王や大魔王といった重い存在まで引き寄せてしまうのです。
この電波は、最初はただの「気分」や「不安」として感じられるかもしれません。
しかし、それを長時間、心の中に留めておくと、どんどん悪霊と波長が一致してしまいます。
なので誰もがネガティブになってしまうことはあると思いますが、極力、その時間帯を長引かせないことが重要なポイントというわけです。
実際に、精神的に正常と診断された人が「悪霊の声が聞こえた」と言って犯罪を起こしてしまう事例もあります。
科学では説明できない出来事が、こうした波動の世界には確かに存在しているのです。
つまり、暗く沈んだ気持ちを引きずり続けるのは、自分自身を地獄へと向かわせる行為であり、自ら不幸を選んでいるのと同じだということです。
これを避けるためには、自分の気持ちがどこを向いているかに敏感になり、心のチャンネルを天国に合わせ直す習慣が欠かせません。
天国チャンネルに合わせて生きるのが本当の除霊なんです
結局のところ、除霊とは特別な霊能者に頼むものではなく、自分の心の持ち方で行えるものです。
一人さんは、「寝る前が一番大事だよ♪」とおっしゃっていました。
寝る前に「明日は人に親切にしよう」とか「楽しい一日になりますように」といった天国思考で心を満たすことで、そのまま眠っている間も天国チャンネルと繋がった状態になります。
一方、寝る直前に「ムカつく」「あいつのせいで」と怒りや悲しみを抱えてしまうと、寝ている間にその波動が強まり、夢見が悪くなったり、体調を崩したりするので要注意です。
霊が見えなくても、誰もがエネルギーの影響を受けています。
天国チャンネルに周波数(波動)を合わせ、心を整えて寝ることで、見えない世界とのつながりも整っていくのです。
また、霊感商法に騙されないためにも、自分のエネルギーを高めることが一番の防御です。
怪しい除霊屋に頼ってお金を払うよりも、自分自身が「上気元」で生きるほうがはるかに強力で効果的ですからね。
霊は見えませんが、空気や愛情のように確かに存在しています。
そしてそれは、怖がる対象ではなく、私たちの行い次第で成仏し、守ってくれる存在にもなるのです。
本日のまとめ|心の針を上に向ければ本当の除霊ができる
斎藤一人さんの教えは、幽霊を通じて、私たちがどんな心の持ち方で生きるべきか、人生をどう捉えればいいのかという「生き方の本質」に気づかせてくれるものです。
霊に悩まされる人は少なくありませんが、実はそれも心の状態の反映です。
明るい気持ちで『上気元』を意識し、天国の波動に合わせれば、霊は自然と離れていきます。
つまり、除霊とは「誰かにしてもらう」ものではなく、「自分の波動を上げる」ことが最大で最強の方法なのです。
いつも笑顔で、明るい言葉を使い、感謝と愛を持って生きること。
それで、見えない存在を敵視せず、共に光の中へ導いていく――それこそが、斎藤一人さんが教える「真の除霊」です。
私たちが「どう生きるか」「どんな心で毎日を過ごすか」が、そのまま人生の質を決めているのです。
恐れを捨て、感謝と喜びに満ちた毎日を送る。その選択を、今日からあなたも始めてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^