"太陽"はすべてを照らす「無償の愛」の象徴である
私たちは日々、何気なく"太陽の恩恵"を受けて暮らしています。
太陽があるからこそ、地球に生命が生まれ、私たちも生きていくことができていますよね。
太陽は何も見返りを求めず、ただ黙ってすべての命を照らし、育んでくれます。
この太陽こそが、斎藤一人さんが語る「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の象徴的存在なんです。
太陽と地球の距離は絶妙で、少しでも近すぎれば熱すぎて生物は生きられず、遠すぎれば寒すぎて命は存在できません。
この絶妙なバランスの上で、私たちは日々の暮らしを営んでいるのです。
空に浮かぶ月や星々も、軌道を保ちながら、まるで私たちを守ってくれているかのように動いています。
この宇宙の仕組みを前にすると、「私たちは愛されている存在なのだ」と、自然に感じずにはいられません。
そして、この太陽のように、何も言わず、ただただ与え続ける存在――それが「無償の愛」なんです。
人は、意識していなくても、日々この愛に包まれて生きている存在です。
自分の命も、他人の命も、自然のリズムと調和の中で生かされていますよね。
このことを忘れずに生きるだけで、心の中に感謝の光が差し込むようになります。
神社に行くと“調和”のエネルギーで結界が張られている
斎藤一人さんは、神社を訪れることの大切さをいつも語っています。
神社とは、目に見えない「穢れ(けがれ)」を祓い、エネルギーの調律を整える場所です。
神主さんのお祓いを受けるのもよいですが、ただ静かに神社に参拝するだけでも、心が洗われるような感覚を味わうことができます。
神社の中には、ご神木や石、草木、小さな虫までもが一体となった“結界”が張られています。
この空間では、すべてが調和のもとに保たれており、それを無意識に感じることで、私たちの心も自然と整っていくのです。
例えば、神社の石を持ち帰ることは、この調和を崩してしまう行為です。
目に見えないルールやエネルギーの流れを尊重するという姿勢は、日本人が古来から大切にしてきた精神文化の一つなんですね。
また、神社は大きければ良いというわけではありません。
伊勢神宮のような格式高い神社では、日本全体の平和や感謝を祈り、個人的な願い事は、地元の氏神様に託すのが本来のあり方です。
私たちが地元の神様を大切にすることで、自分の暮らす地域との結びつきも深まっていきます。
これは、どんな時代にも通じる「心の礼儀」と言えるのではないでしょうか。
あなたは、誰にも真似できない"美しい花"です☆
現代では、「もっと個性を出さなきゃ」「あなたは個性がない」といった言葉がよく交わされるかと思います。
しかし、斎藤一人さんは、こうした言葉にずっと違和感を持っていました。
なぜなら、人はすでに「それぞれの個性を十分に出して生きている」からです。
例えば、地味でおとなしい人がいたとして、その“控えめさ”こそが個性なんですね。
もしその人が「自分を目立たせたくない」と願っているのなら、それを無理に変えることは相手の個性を否定することになります。
個性とは、「人と違う特徴」ではなく、「その人らしさ」のこと。
その“らしさ”は、すでに顔つきや声、服装、しぐさの中にしっかり現れているのです。
人は皆、それぞれの“花”として美しく咲いています。
その花がバラであろうと、たんぽぽであろうと、誰にも真似できない美しさがあります。
なので、私たちがやるべきことは、自分の花を大切にし、他人の花も称えること。
誰かの個性を「足りない」と評価するのではなく、すでに咲いているその人の姿を認めることです。
この意識を持つだけで、職場でも家庭でも、争いの種がぐんと減るのです。
この地球は、神様が天国として作った“神の星”だよ♪
一人さんは以前、「この地球は、神様がつくった天国なのに、人の心の持ち方で地獄にしてしまっている」とおっしゃっていました。
これは、地獄というのは実在するものではなく、私たちの心の在り方から生まれているという意味を示した言葉です。
劣等感、不満、怒り――そういったネガティブな感情を、無関係な他人にぶつけてしまう。
たとえば、家庭のストレスを職場に持ち込んで、部下に当たる上司。子ども時代のいじめ体験を引きずり、他人をいじめる大人。
これらはまるで、自分とは無関係の人に刃を向けるようなものですよね。
こういった“仇でもない人を切る”なんてことは、絶対にしてはいけません!
どれだけ過去に傷ついたとしても、今目の前にいる人は、その原因ではありませんからね。
斎藤一人さんは、いつも自分の機嫌は自分で取る「上気元(じょうきげん)」を大切にしていて、それをお弟子さんを含め、みんなに教えています。
だからこそ、過去の苦い経験は反面教師にして、「人にやられて嫌だったことは、他人にはしない」こと。
たったそれだけの決意で、人はいつからでも、この地球を天国として生き始めることができます。
自分が変われば、周囲も自然に変わっていく。心の中に天国をつくる人が増えれば、この地球も本来の“神の星”として、輝きを取り戻していくのです。
本日のまとめ『太陽=天照大御神(アマテラスオオミカミ)』
この世界は、本来「神様がつくった天国」であり、私たちは『太陽=天照大御神(アマテラスオオミカミ)』の“無償の愛”によって生かされています。
神社に足を運ぶことで、見えない穢れ(けがれ)を祓い、自然との調和を取り戻すことができます。
他人の個性を否定せず、「その人らしさ」を尊重することで、人間関係は穏やかになり、心の中に平和が芽生えます。
また、過去の傷や劣等感を無関係な人にぶつけるのではなく、自分で断ち切る勇気を持つことが、天国のような日常を築く鍵となります。
今日からできることは、自分が変わること。
他人を責めず、感謝と愛で生きること。
それが、この星を再び“神の星”として輝かせる第一歩です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^