斎藤一人さんの「縁を切るかどうか」の判断基準!!
斎藤一人さんいわく、人間関係において「人との縁は切ろうと思って切れるものではない」んだそうです。
まず、ひとりさんは、波長が合わない人とは、例え身内であっても距離を置くことをおススメしているんですね。
例えば、お盆や正月の帰省時に、良好な関係を維持するためには絶対帰らないとダメ!と、我慢してしまう方も多いと思います。
でも、そこで距離を置くことによって、前世を含め、過去の悪い因果を断ち切ることができます。
大事なポイントは、会わない期間を作ることによって、状況に変わりはなくても「相手に対する自分自身の視点」を変えることができるという点です^^
それで、縁を切るかどうかに関しては、本当に縁がある人とは、離れても必ずまた縁ができるので、切ろうとしても切れるものではないということなんです。
この言葉を聞いたとき、私は過去の自分が抱えていた「多くの人間関係の悩み」が、次々と浮かび上がってきました。特に、波長が合わない人との付き合いで、どれだけ自分に無理させていたか・・・。
人間関係の悩みは誰にでもありますが、それが当たり前だと思い込んでしまうと、いつの間にか苦しい状況を自ら引き寄せてしまうようになります。
「この人を変えたい」「もっと分かってほしい」という思いが強すぎると、相手の行動や言葉に振り回されてしまいますよね。
ただ、そんなときに、ひとりさんの「縁は切ろうと思って切れるものではないよ」という言葉と出会うことができました。
この言葉に、自分がどれだけ相手に期待し、執着していたかを思い知り、「距離を置く」という選択肢の大切さを真剣に考えるようになったのです。
斎藤一人さんが教える「距離を置く」という知恵
斎藤一人さんの教えで印象的だったのは、「離れることでお互いの人生が良くなる」という考え方です。
正直、この話を知るまでは「縁を切る」と聞くと、相手を拒絶するような冷たいイメージが強くありました。
でも実際には、無理に関わり続けることでお互いが傷つくより、一旦距離を取ることのほうが、双方にとって健全なんですね。
ひとりさんの弟子(恵美子さん)も、以前、お兄さんとケンカをして何年か連絡をとらなくなった時期があったんだそうです。
億を稼ぐ幸せな成功者として有名な、ひとりさんの一番弟子でさえ、人間関係で悩むことがあるんです^^
恵美子さんのお兄さんは、とても仕事熱心で素晴らしい人でしたが、仕事への考え方や家庭への優先度が、恵美子さんとは全く違っていました。
恵美子さんが、「仕事よりも家庭を優先したら?」と指摘したことでケンカになり、顔を合わせるたびに気まずい空気が流れるようになったそうです。
恵美子さんは、その状況を変えたいと思いながらも、どうにもならない焦燥感に苛まれていたとき、ひとりさんから「少し距離を置いてみな?」と言われたのです。
恵美子さんは、最初は反発もありましたが、徐々に「離れる勇気」を持つことの大切さが分かるようになりました。
そして、実際に2年ほど距離を取ったことで、自分の心のトゲが少しずつ抜けていき、兄の立場や状況も冷静に考えられるようになったのです。
この話は私自身、とても参考になるお話でしたので、さらに詳しくお伝えしていきますね。
斎藤一人|合わない人と離れることで見えてくるもの
先ほどのお話ですが、斎藤一人さんの一番弟子(柴村恵美子さん)は、若い頃から何かと意見が衝突する兄がいました。
兄は情熱的な人で、ボランティア活動に力を入れ、多くの人を助けていたといいます。
しかし、当時の恵美子さんから見ると、兄は家庭や仕事をおろそかにしているように映り、つい口出しをしてしまったんだそうです。
「子どもたちもいるんだから、家族をもっと大事にして仕事にも力を入れたほうがいい」と、そう忠告したものの、話は平行線のままです。
それどころか、口論に発展し、恵美子さん自身はそのことで深く傷ついてしまったんですね。この出来事がきっかけで、思い切ってお師匠さんのひとりさんに相談しました。
その時に、ひとりさんはこう言ったそうです。
「少し距離を置いてみな?それが、相手のためでもあるし、あなた自身を守るためでもあるんだよ」。
最初は戸惑いもあったようですが、恵美子さんは、何度もひとりさんの話を聞くうちに、「兄と距離を取る」という選択を受け入れることができました。
その後、恵美子さんは、2年間兄とほとんど連絡を取らず、自分自身の心を整える時間を持つことにしました。
すると不思議なことが起きたんです。離れている間に、兄がしてくれた数々の優しさや、兄なりの思いやりが次々と思い出されてきたんですね^^
それまで恵美子さんは、兄の行動に不満ばかりを感じていましたが、離れてみることで、兄の良い部分が見えてきたと言います。
それで、「兄も兄なりに、必死にやっていたんだな」と素直に思えるようになり、次第に心の中のトゲが取れていきました。
2年後、兄から連絡があり、初めてお互いに謝る機会が訪れ、そこで感謝の言葉を交わし合い、再び心の通った関係を築くことができたのです。
この経験から恵美子さんが学んだのは、「人を変えようとするのではなく、まずは自分が幸せになる必要がある」ということでした。
斎藤一人さん:波長が合わない人との向き合い方
斎藤一人さんの教えを実践する中で、波長が合わない人との向き合い方について、少し考えが変わりました。
以前は、相手との波長を無理に合わせようと頑張りすぎていたように感じます。
家族に対しても、職場の人に対しても、自分を出さずに相手に合わせることが多かったです。
でもそれだと、自分を犠牲にして無理をしている状態なので、必ずどこかで歪みが生じてしまうものなんですよね。
波長が合わない人とは、自然と距離を取ることでお互いにとっての学びが始まります。
そのプロセスは、決して相手を非難するわけではありません。
むしろ、お互いが自分の人生を見つめ直すための大切な時間です。
離れている間に、それぞれが自分自身を整え、再び波長が合うタイミングが来ることもあるでしょう。
もしそのタイミングが訪れなければ、それはそれで自然な流れだと受け入れることができます。
ひとりさんの言葉を通して、「人間関係は無理に保つものではなく、自然に育むものだ」と実感しました。
斎藤一人さんの教えを日常に生かす方法
頭では「波長が合わない人とは距離を置いたほうがいい」とわかっていても、実際には相手に合わせてしまうことってありますよね。
特に職場や家庭、学校など、毎日顔を合わせる環境では、「うまくやらなければ」と無理に相手に合わせたり、衝突を避けようと自分の感情を押し殺してしまうこともありますよね。
その結果、ストレスを抱え込み、自分らしさを失ってしまう人も少なくありません。
ひとりさんの教えの中で大事なポイントは、「離れることは自分を守るだけでなく、相手への優しさでもある」という点です。
多くの人が、「距離を置くこと=関係を断つこと」と誤解しがちですが、本当の意味での「離れる」とは、相手を否定することではなく、お互いのために一歩引いて冷静になる時間を持つことを指しています。
例えば、職場での人間関係でよくある、苦手な上司や同僚への対処。
多くの人は、波長が合わないと感じつつも、無理に合わせたり、心の中で不満をため込むことが多いでしょう。
そんな時は、ひとりさんの「楽しいことにのみ焦点を当てる」を実践すると、驚くほど気持ちが楽になります。
意識しないというのは、相手の言動に振り回されず、自分の軸を持って行動することです。
相手を変えようとせず、自分ができることに集中するだけで、結果的に相手との衝突も減り、心の平穏が得られるんです。
また、プライベートでも「無理に相手に合わせることをやめる」という選択が、人生をより豊かにすることがあります。
長年の友人や親しい関係であればあるほど、「今さら距離を置くなんて」と思いがちですよね^^
でも、波長が合わないと感じる人と無理に付き合い続けていると、自分が消耗するだけでなく、相手との関係もさらに悪化させてしまうものです。
一度距離を取ることで、自分自身を見つめ直し、相手の良い部分や自分にとって本当に大切な人との関係を改めて考える機会が生まれます。
多くの人が陥りやすい「相手に合わせすぎてしまう」傾向から抜け出すには、まず「自分がどうしたいのか」を考えること。
斎藤一人さんの教えは、自分を犠牲にせず、相手にも優しい方法で人間関係を築くヒントを与えてくれました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^