斎藤一人さんが教えてくれた「合わない人」との付き合い方
みなさんの周りには、なんとなく苦手だなと思う人や、どうしても波長が合わないと感じてしまう人っていませんか?
たとえば、職場や近所づきあい、学校やサークルなど、いろんな場面で「この人ちょっと苦手だな……」と思う相手がいると、どうしても気分が沈んでしまうことがあると思います。
私も以前は、「嫌いなんて思ったらいけない」「どんな人とも、仲良くやらないといけない」と考えていました。
でも斎藤一人さんは、「合わない人とは会わないようにするんだよ」とサラッと言われるんですよね(笑)
最初は「そんなこと言っても現実には難しいよ!」なんて思いましたが、よくよく考えてみると、波長の合わない人と無理して関わり続けるデメリットはかなり大きいように感じます。
嫌いな感情って、神様が与えてくれた自然な感情でもあるんですよね。
もちろん「誰かを傷つけてやりたい」というような危険な憎悪や暴力的な思考は別として、「この人ちょっと苦手」と思う気持ち自体は、悪いことじゃないのかもしれません。
なぜなら、自分の心を守ったり、自分の快適なペースを維持したりするための大事なサインでもあるからです。
斎藤一人さん流「嫌いな人と会わない勇気」を持とう!
斎藤一人さんの言葉を聞いて、私がすごく印象的だったのは「嫌いな人が悪いのではなく、単に波長が合わないだけ」という考え方です。
確かに、相性ってありますよね。テレビのチャンネルにも合う合わないがあるように、人間同士にも合う合わないがあります。
その時に、無理やり合わせようとしても、どうしても苦しいと感じてしまいます。
合わない人との接触を我慢しすぎると、本来の自分の輝き(愛と光)がくもってしまうんだよ!と、ひとりさんはおっしゃっていました。
もちろん、職場で毎日顔を合わせなきゃいけない……という場合もあると思いますが、そういう場合で大切なのは、「物理的にできるだけ距離をとる」ということです。
完全に避けられないなら、最低限の用件だけでサラリと済ませる工夫をしてみてください。
ここで、「でもそれじゃ、社会生活を営む上で難しいんじゃないの?」という声も聞こえてきそうですよね。
私自身も最初はそう思っていました(笑)ところが、意外とそれでいいんですよ。
たとえ同じ空間にいようが、無理して仲良くする必要はないんです。
なるべく会わないか、極力接する時間を減らすだけでも、気持ちがとても軽くなります。
そして、心に余裕が生まれて、自分のやりたいことや本当に大切なものに、より多くのエネルギーを注げるようになるんです。
斎藤一人さんから学んだ「幸せを想像する時間」の増やし方
嫌いな人や苦手な相手と無理に一緒にいようとすると、思考が暗くなってしまいがちですよね。
気づけば、「なんであの人はあんな言い方をするんだろう」「もしかして自分がダメなのかな」とか、嫌なことばかりに頭を使ってしまうものです。
それが重なっていくと、どんどん心が疲弊して、自分らしさを失ってしまうこともあります。
斎藤一人さんは、「闇に引きずられないようにするには、幸せを想像する時間を増やすといいよ♪」とおっしゃっていました。
これを実践するには、たとえば、「あの人嫌だなぁ」「会いたくないなぁ」と思ってしまったときに、そのネガティブな思考にとどまらないことがポイントです。
これは反射神経みたいなもので、瞬時に自分が好きなことやワクワクすることを考えてみるんです。
「次の休みはどこへ行こうかな^^」「今日は美味しいスイーツを食べたいな^^」など、何でも構いません。
私が個人的にやっているのは、朝起きたときに今日一日の中で楽しみなことを3つ考えてみることです。
「今日のランチはパスタを食べよう」「仕事終わりにお気に入りの音楽を聴くぞ」「寝る前にはゆっくりアロマでも焚くか」みたいな感じです(笑)
この習慣を身につけるだけでも、自分の中の“幸せのタネ”が少しずつ増えていく感覚を持つことができます。
そして、嫌いな人のことでクヨクヨする時間が減り、合わない人の話が出ても「あ、そんな人もいたっけ」くらいに気持ちがふわっと軽くなることが多いです。
神社建築のように「力をうまく逃がす」生き方とは
斎藤一人さんの「合わない人とは会わない」の話を聞くたびに、私がいつも思い出すのは神社建築のことです。
伝統的な神社って、地震の力を正面から受け止めて耐えようとするのではなく、うまく逃がす構造になっているそうなんです。
これは「何か嫌なことがあったとき、真正面からガチガチに耐えようとしすぎると逆に折れてしまう」という人生にも、通じる考え方だなって思うんですよね。
苦手な人と真っ向勝負で「絶対にわかり合ってみせるんだ!」と意気込むよりも、神社が地震のエネルギーを受け流すように、「ちょっと下がる」「ちょっと距離を取る」ほうがずっとうまくいくものです。
そうすることで、自分のエネルギーをムダに消耗せず、心の平穏を保ちやすくなります。
特に優しい人や責任感の強い人ほど、何でもかんでも「私が我慢すれば円満にいく」と思いがちですが、それで自分が磨り減っては本末転倒です。
その点、合わない人との付き合いは、本当に必要最低限でいいんです。
もし逃げられるなら逃げてもいいし、距離を取ることが可能なら取ればいい。
「一度仲良くなったから最後まで責任を持たなきゃ」とか「友達が少ないのはダメな人間だ」と思い込んでしまう方もいますが、そんなことはないんですよ。
私たちは、自分が愛と光を発揮できる場所で、本来の力を生かしていくほうが大切なんです。
本日の斎藤一人さんの教え(まとめ)
- 嫌いな人がいることは悪いことじゃない
- 合わない人とは、無理して会わない・極力距離を取る
- 嫌な人に意識を奪われる代わりに、幸せを想像する時間を増やす
- 自分らしさを保ち、明るいエネルギーを取り戻すことが大切
斎藤一人さんの言葉は一見シンプルで、「それって現実には難しいんじゃない?」と思う部分もあるかもしれませんが、やってみると意外と人生が回り始めるのでおススメです。
少なくとも、「みんなに好かれなきゃ」「嫌いな人とでも無理やり仲良くしなきゃ」という思い込みが外れるだけで、ものすごく気持ちが楽になります。
もちろん、直接的な危害を加えられたり、ハラスメントに当たるような深刻な状況であれば、しかるべき対応や対処が必要かもしれません。
それでも「そもそも合わない人からは極力離れよう」という発想は忘れないでくださいね。
神社建築のように、大きな衝撃をそのまま正面から受け止めず、うまく受け流すこと。
そうした“生き方の設計”こそが、斎藤一人さんが伝えたい真のメッセージだと感じています。
皆さんが「嫌いな人」との関わりで疲弊することなく、自分の人生の時間をもっともっと幸せな想像や楽しいことに注げるよう、私も願っています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^