☆拾っていた小石が"ダイヤモンド"に変わるとき☆
この人生の中で、自分がしている努力が報われていないように感じる瞬間は誰にでもあると思います。
「こんなこと、意味があるのだろうか・・・」って、立ち止まりたくなる日もあるかもしれません。
それでも、斎藤一人さんは、そうした“何気ない努力”こそが、後に大きな実りをもたらすとおっしゃっているんですね。
その象徴的なたとえが、一人さんの教えの中でも有名な、知る人ぞ知る『小石とダイヤモンド』の話なんです。
ある日、神様が村人に「小石を拾え。そうすれば、明日喜び、また悲しむことになるだろう」と告げました。
意味が分からないまま、村人が拾った小石は、翌朝にはダイヤモンドに変わっていたというのです。
村人たちは喜ぶと同時に、「もっと拾っておけばよかった」と後悔しました。
この話から私たちが学べるのは、日々の小さな行動や努力が、時間と共に価値を帯びていくという真理です。
そして、それが報われるのは、今この瞬間ではなく、もう少し未来なのです。苦労している最中には“石ころ”に見えることでも、やがて人生を輝かせる“ダイヤモンド”に変わる。
それを信じて積み重ねるか、疑って投げ捨てるかで、人生の景色はまるで違ってきます。
ひとりさんが言うように、無駄なことは一つもありません。意味が見えない今を生きていても、やがてすべてが“意味ある出来事”として繋がるのです。
成功者の特徴は「スピード感」:素直に行動できるかどうか
斎藤一人さんが教える成功のキーワードは、ずばり「スピード」です。
これは単なる精神論ではなく、スピードが速いと、振動数(波動)も高くなるので、スピリチュアル(魂)的にも成功者に共通する明確な特徴なんですね。
すでにうまくいっている人のアイデアを「素直」に受け入れ、良いと思ったら「すぐに行動する(真似る)」こと。
この2つができる人は、驚くほど早くチャンスを掴み、結果を出すことができます。
その代わり、「でも...」「だって...」「自分のやり方の方が…」と我を張ってしまえば、どんなに良いアイデアも実行できずに終わってしまうでしょう。
一人さんは、そういった“我(エゴ)”の存在が、行動を遅らせ、成功を遠ざけてしまうんだよ!と教えてくれました。
行動が遅い人ほど、変わることへの恐れや、負けを認めたくない気持ちが強いともいえます。
でも、神様は優しいので、何度でもネガティブな感情を通じて、私たちに「その考え方は間違っているよ」「軌道修正が必要だよ」という気づきを与えてくれるのです。
行動のスピードが上がれば、早く軌道修正もできるので、ネガティブでいる期間も短くて済みますよね。
なので、「速く動く人」は、失敗も早く経験でき、軌道修正も早くできる。だからこそ、次の成功にも早く到達できるんです。
最高の結果を出す人は、なぜか「返事のスピード」が速い!!
ひとりさんいわく、素晴らしい結果(実績)をたたき出す成功者は、「はい!」という返事のスピードが速く、それに伴って行動のスピードも速いという共通点があるんだそうです。
斎藤一人さんは、業績が低迷していた弟子に対して「これからはスピードを大事にしてごらん♪」と伝えました。
それで、まずは「はい!という返事を、誰よりも速く、明るくする」という、極めてシンプルな習慣を提案したんです^^
たったそれだけのことで、その後、弟子の業績は目に見えて上がっていったといいます。
なぜなら、「はい!」という明るく速い返事が、なぜか行動のスピードも変えていったからです。
というのも、素早く返事をするというのは、相手に対して「動く準備がある」という意思表明を示すものなんですね。
この習慣は、ただの礼儀ではなく、行動の精度とスピードを自然に上げていく魔法のスイッチになります。
しかも、スピードが上がることで逆に「疲れにくくなる」というのも、興味深い教えでした。
エネルギーが流れる感覚の中で、人生が循環しはじめるのです。
「まず返事。考えるのは後」——このシンプルな原則が、意外にも多くの成功の扉を開いてくれる鍵となるのです。
成功は競争ではなく「共創」の上に成り立つものだよ♪
一人さんがおススメする「共創(きょうそう)」の考え方は、競争社会に疲れた現代人にとって、新しい視点を与えてくれるものだと思います。
これは、「競争ではなく、共に創る(共創)」という考え方で、すべての人が持つ“違い”を“強み”に変えてくれる教えです。
人は十人十色と言いますが、実際には10パターンくらいに集約できると一人さんは言います。
つまり、どのチームでも、うまく役割を活かせば、自然と調和が取れるようになっているのです。
知恵がある人は知恵を出し、絵が描ける人は絵を描く。
つまり、「自分ができることを、自分の得意分野で発揮すればいい」ということ。それで、苦手な分野は、得意な人にやってもらえばいいということなんですね。
そういった生き方は、誰かと張り合うことなく、仲間と補い合いながら豊かさを創る道でもあります。
そして、その中で生まれた良いアイデアは、「素直」と「スピード」で真似ること。
これができるチームや個人が、時代の波を乗り越えて成長していくのです。
「できる人がやればいい」。この言葉には、一人さんの深い愛と信頼が込められています。
仲間を信じ、自分の強みを磨きながら、共に未来をつくっていくこと。それこそが、本当の成功を生み出す“共創”のあり方なんです。
本日のまとめ(小石ダイヤモンドの教え☆)
斎藤一人さんの教えには、人生を豊かにするための“本質”が詰まっています。
小さな努力や日常の行動が、やがてダイヤモンドのような価値に変わるというお話は、私たちに「今を信じて生きること」の大切さを教えてくれます。
また、成功するために必要なのは、「素直さ」と「スピード感」。
素直に人の意見を受け入れ、すぐに行動へ移すことで、結果は驚くほど早く現れます。
さらに、「共創」という視点を持てば、人と比べるのではなく、協力し合いながら自分の役割を全うできるようになります。
競争の時代から、調和と助け合いの時代へ。
最後に、一人さんの言葉「数字はスピードについてくる」が示すように、明るく、速く、前向きに返事をし、行動し続けることで、人生は確実に加速していきます。
小石をダイヤモンドに変える力は、誰の中にも眠っています。
信じて動く。その一歩が、奇跡を起こす第一歩となるのです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^