斎藤一人さんの教え

絶対に許せない人がいる|しかし復讐は神様の仕事【斎藤一人】

まずは、悩み解消よりも「自分を愛すること」が最優先!

私たちはこの人生の中で、日々、数え切れないほどの出来事から人間関係の学びを得ています。

人間関係というのは、家族、恋人、職場の人々、そして何より「自分自身」との関係も含まれます。

自分や人との関わりの中で、嬉しいことや悲しいこと、時には「絶対に許せない・・・」と感じるような出来事も起きるのが、この地球での人生ですよね。

そこで斎藤一人さんは、1つの大事なポイントとして、徹底的に自分を愛することをおススメしています。

自分を愛するとは、好きなことをやったり、ご褒美を与えたり、自由な時間を作ったり、一つ一つ小さなことから、自分自身の心の声に聞く耳を持って行動することです。

その一方で、自己犠牲や仕返しを考えながら、自分を愛し、大切にすることはできませんよね。

なので、「私はいいから、あなたが幸せになって」と自分を犠牲にするのではなく、まずは自分が幸せになること♪

その幸せを、できる範囲で周囲に分け与えることが、神様が本当に望む姿なのだと一人さんは教えてくれました。

また、「自分さえよければいい」と考え、相手に仕返しをする行為は、悪因を作るだけなので絶対やってはいけません!

因果応報の法則のもと、自分の言動は必ず「報い」となって戻ってきます。

つまり、「相手が悪いから」と仕返しをしたり、悪口を言い返したりするのは、結局自分の魂を汚すことにつながってしまうのです。

絶対に許せない人がいても「復讐」をしてはいけない理由

斎藤一人さんは、許せない人に仕返しを考えている方に対して、「復讐するのは神様の仕事だよ」と教えています。

仮に、誰かから酷い仕打ちを受けたとしても、それに対して自分が罰を与える必要はありません。

なぜなら、良い行いも悪い行いも、全てその人自身に返ってくるからです。

人間界では、基本的に「法治国家」として法律のもとで人が裁かれる仕組みになっていますが、魂的には「神様」が裁きます。

この宇宙の仕組みとして、魂の視点においても絶対的な「裁き」は存在し、それを行うのは私たちではなく、神様なんですね。

復讐するは我にあり」──この“我”とは、自分のことではなく、神様を指します。

なので、あなたが誰かを罰しようとした時、その報いはあなたに戻ってきてしまうわけです。

逆に、「今日も自分は一つカルマを解消したんだ」と思えるようになれば、魂は確実に成長していきます。

どんな人でも、過去世(前世)で何かかしらの間違いを犯しているもので、時に人をいじめたり、あざ笑ったり、傷つけてしまったりしたこともあったでしょう。

従って、今世では、自分が被害者側として、その因果(カルマ)を一つ一つ解消しながら、現実的に問題をクリアしていく必要があるんです。

前世まいた種を"今世で刈り取る"ことで因果を断ち切る☆

なぜ、あの人は、あんなに悪いことをしているのに罰が当たらないの?

これまでの人生で、誰かに対して、そう思ったことがあるかもしれません。

これに対して、斎藤一人さんは、「今世で、すぐに出ないものは、来世で出るんだよ」とおっしゃっていました。

つまり、カルマ(行いの結果)は時間差で返ってくることもあるということなんですね。

逆に、たくさん良い行いを積んできて、人徳があるのに苦労ばかりしている人もいるかと思います。

その場合においても、前世のカルマを今世で刈り取っている最中であり、その善行はいずれ報われるものです。

おそらく、あなた自身も、過去に学校や職場などで「なぜ自分ばかり怒られるの?」と感じたことはあるのではないでしょうか。

でもそれは、前世に自分が誰かを怒ってきた結果なのかもしれません。

そのことに気づくと、怒られた日が「収穫祭」と感じられるようになるかもしれません。

今日、たくさん刈り取ったなら「ありがとう、上司のおかげでカルマが消えた(笑)」と感謝すればよいのです。

悪いことが続いた時は、収穫した分だけ因果を刈り取ることができた。これからはたくさん良い種をまこう!これが因果のサイクルを断ち切る方法です。

私たちは、魂を磨くために生まれてきました。だからこそ、「今日も明るい種をまこう」と意識して生きていくことが大切なのです。

相手の機嫌をとるのではなく、自分の機嫌をとること♪

この世の中、日常の中で、悪口や愚痴を言う人に出会うことは少なくありません。

そういった地獄言葉を自分が受けてしまったときは、傷つき、怒り、悲しみに支配されてしまうこともあるでしょう。

しかし、斎藤一人さんは「それでも明るく、軽い波動(エネルギー)で毎日を過ごすんだよ♪」と教えています。

「この人、今日は虫の居所が悪いのかな」「何か疲れているのかも・・・」

そんなふうに、想像力を持って"相手に対する見方"を変えるだけでも、気持ちは楽になります。

また、「自分の機嫌は自分でとる」という習慣を育むことが、運勢を変える鍵になるといいます。

これは「神様が望む在り方」です。相手の言葉に左右されず、相手の機嫌をとるのではなく、自分の機嫌を自分でとること♪

自分にゆとりがあれば、相手を労わる気持ちも自然と湧いてきて、「この人の悩みを、少しでも軽くしてあげたい」と奉仕の気持ちも湧いてくるものです。

この人にはこの人の良さがある。豊かな心でそう思えた時、お互いに認め合える関係が生まれます。

私たちは、神様が創った最高傑作です。顔も違えば、性格も違う。誰一人として同じ運命をたどる人はいません。

だからこそ、自分で自分の機嫌をとりながら、相手を労わる気持ちを忘れずに、「許す力」と「上気元(じょうきげん)の力」を育てていきましょう。

本日のまとめ

絶対に許せない人がいる」と感じるとき、私たちは魂の大きな学びの前に立たされています。

斎藤一人さんの教えでは、復讐は神様の仕事であり、私たち人間がするべきことではありません。

どんなに理不尽なことがあっても、「それでも自分は明るく生きる」「いい種をまく」と決めることが、運勢を好転させる秘訣です。

相手の悪口に同調せず、相手の機嫌をとるのではなく、自分の機嫌は自分でとる。それが神様の応援を得る生き方です。

人間関係の悩みは、過去世や今世で自分がまいた種を刈り取る「収穫祭」のようなもの。

今日もひとつ、カルマを刈り取った」と前向きに捉えることで、心は軽くなり、魂は確実に輝いていきます。

なので、まずは自分自身が幸せな道を歩むこと。許せない人がいる時こそ、徹底的に自分を愛して、大切にしてくださいね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^

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