斎藤一人さんの教え

芸能人が転落する理由:本物の成功者と偽物の成功者【斎藤一人】

斎藤一人さんが語る「器」の大きさとお金のバランス

お金というものは、ただ稼げば稼ぐほどいいという単純なものではありません。斎藤一人さんが何度も繰り返して語っているのは、「お金は人の“器”によって入ってくる量が決まる」という教えです。

器というのは、簡単に言えば“心の大きさ”や“人生の受け皿”のようなもの。この器が小さいうちに大金が入ってきてしまうと、逆に人生が不安定になってしまうことがあるんだそうです。

たとえば、最近、一番弟子の柴村恵美子さんのyoutubeに登場した女性(ともちゃん)の事例がまさにそれを物語っているかと思います。

彼女は、離婚を経験し、子育てと生活の両立に必死な中で、最初は「月に5万円でもいいから娘のために稼げたら」と思って始めた物販の仕事でした。

それで、やっていくうちに次第に実績が出てきて、生活に余裕が生まれてきたんですね。ただ、その時に「自分は何のために働いているのか」「本当に幸せなのは自分なのか娘なのか」と、心が揺れはじめたのです。

これはまさに、収入が器の大きさを超えてしまったときに起こる“内なるズレ”です。急激に状況が変わると、心がついていけず、不安や空虚感に襲われてしまうわけです。

この現象は、芸能人や社長など、世間から見て「成功者」と呼ばれる人にもよく見られるものです。急な収入アップや地位の変化に見合うだけの“人間としての深み”がまだ整っていないと、崩れてしまうことがあるのです。

だからこそ、一人さんは「お金の量」と「器の大きさ」のバランスが大事だと説いています。それで、この器を広げていくには、四方良しの考え方が欠かせません。

四方良しとは、自分が楽しく、相手が喜び、周囲の人も幸せになり、そして神様(目に見えない存在)も応援してくれる生き方のこと。

自分だけ得をするのではなく、周囲や天も含めた“調和”の中で生きることが、器を自然に大きくし、お金が入ってきてもブレない人生をつくる鍵となります。

心の器は、愛や思いやりによって広がります。自分ができることを誰かのために、喜んで差し出す。その繰り返しの中で、器は自然と大きく、しっかりしたものになっていきます。

なので、成功を持続させるためには「どれだけ稼ぐか」ではなく、「どう生きているか」が大切。やり方よりも在り方がポイントなんだと、一人さんは教えてくれているんです。

成功者になっても「恋すること」をやめちゃいけないよ♪

斎藤一人さんの話の中には、たびたび「」という言葉が出てきます。ビジネスやお金の話が中心と思われがちな一人さんの教えですが、実は「恋をすること」もとても重要なテーマとして扱われているのです。

今回、柴村恵美子さんとともちゃんの対談の中でも、それが印象的に語られていました。

育児と仕事に追われ、ふと気づけば「恋なんてしばらくしていなかった」と語ったともちゃんに対して、えみこさんは「恋心を持つことは心の栄養なのよ」と、優しく教えてくれました。

恋というのは、誰かに告白したり付き合ったりという“現実的な行動”だけを指すものではありません。

「素敵だな」と感じる人がいるだけでもいい。「この人に会ったらちょっとドキドキする」というだけでもいいのです。いわゆる“推し活”だって立派な恋心です。

その小さな“ときめき”が、自分の内側から潤いを生み、表情が明るくなり、行動も変わってくるのです。これは特に、子育てや仕事で「自分」を後回しにしがちな女性にとって、とても大切なことなんですね。

一人さんは、「正しい欲は持っていい」と言います。恋心だって、人を元気にする素敵な欲です。

我慢して心を枯らすよりも、ときめきを感じながら毎日を過ごした方が、ずっと健やかで、優しい人でいられる。そんな生き方を、堂々と選んでいいのだと教えてくれているのです。

そして面白いのは、「直接その人と恋愛関係にならなくてもいい」と言い切っているところ。見ているだけ、憧れているだけで、もう恋は成立している。だから安心して「心の潤い」を感じていこうよと、一人さんは背中を押してくれます。

また、ときめきが増えてくると、自分の中の波動も自然に上がっていきます。すると、仕事にも良い影響が出てきたり、周囲からも魅力的に見られたりするようになる。不思議なようで、これはごく自然なエネルギーの流れです。

つまり、「恋をすること」は人生に潤いを与える“魂のエステ”のようなものなんですね。

年齢や状況に関係なく、人は何度でも恋をしていい。そうやって、心が潤っていくことこそが、本当の意味での“豊かさ”につながっていくのです。

斎藤一人さんのこの教えは、「我慢が美徳」とされがちな古い価値観を、優しく塗り替えてくれるもの。もちろん賛否両論あると思いますので、あくまで参考にしたい方だけ、ぜひ参考にしてみてください。

成功者の共通点☆「四方良し」が成功の鍵だと知っている

斎藤一人さんは、商売や仕事の本質について「相手にとって本当に役立つことを考えること」であると繰り返し語っています。

自分が稼ぐため、人より得をするために動くのではなく、「誰かのために、自分は何ができるか」をいつも考える。これが、斎藤一人さんが教える“本物の商人”の在り方です。

商売とは「価値を届けること」です。だからこそ、一人さんは“売れるかどうか”よりも、“喜ばれるかどうか”を基準に物事を見ているのです。これは実は、長く愛される経営者や成功者に共通する考え方です。

その考え方の象徴が「四方良し」という教えです。

四方良しとは、 「自分にとって良し」「相手にとって良し」「周囲にとって良し」「神様にとっても良し」という4つの視点を大切にする生き方のこと。

この考え方が根底にあれば、どれだけ稼いでも、どれだけ有名になっても、ブレることがありません。自分が楽しくやっていて、相手も喜んでくれて、周りの人にもプラスの影響があって、さらに目に見えない存在からの祝福もある。

こうした“愛ある流れ”の中に生きていると、人は自然に応援され、長く豊かで安定した人生を送れるようになります。

そして、この「四方良し」は、特別な人だけが実践できるものではありません。

誰でも、今日からすぐに意識できること。たとえば、「これをしたら、あの人が喜ぶかな」と考えて動いてみる。誰かの役に立ったとき、自然と心が温かくなり、周囲の景色さえ明るく見えてきます。

お金を得ることは決して悪いことではありませんが、「そのお金がどういう流れで入ってきたか」に目を向けると、人生は大きく変わります。

斎藤一人さんは、「四方良しを忘れた成功は長く続かない」と教えています。逆に言えば、四方良しを心に持ち続けていれば、どんな困難に直面しても、道を間違えることはありません。

芸能人だからといって全員に好かれる必要はない?

現代社会は「みんなに好かれなきゃいけない」という空気がとても強いように感じます。SNSでも、ビジネスの現場でも、評価されることを前提に行動してしまうことが増えていますよね。

しかし、斎藤一人さんはこう言います。「全員に好かれようとしなくていいよ」と。これは、実際に多くの芸能人や社長が「転落」してしまう大きな理由でもあります。

無理に好かれようとすることで、いつしか自分の本音を押し殺し、人に合わせすぎて疲弊してしまう。そうなると、本来の魅力が薄れてしまい、まわりからも「なんか違う」と感じられるようになってしまうのです。

今回、柴村恵美子さんに悩みを打ち明けた女性(ともちゃん)は、社長になってから甘く見られることがある。でも、その時に「なめられたくないけど、傲慢にもなりたくないんです」とのこと。

これに対して恵美子さんは、まずは「私は大丈夫」「このままでいい」と自分に言い聞かせること。それで、自分がブレなければ、人の評価に振り回されることはないよ♪と教えていました。

さらに、一人さん流の人間関係のコツとして「圏外ボックス」という考え方も紹介されました。これは、自分にとって嫌な人や気が合わない人を「自分の人生の圏外に置く」という方法です。

存在はしていても、自分の心の中には“入っていない”と認識する。そうすることで、嫌な人の言動に振り回されることがなくなります。

また、どんな場面でも「天国言葉」を使うことで、自分の波動を落とさないようにすることができます。

「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」「ついてる」などの前向きな言葉を日常的に口にすることで、自分の内面が整い、ネガティブな影響を受けにくくなります。

人は、嫌なことがあったときに「言い返す」「我慢する」という反応をしがちですが、斎藤一人さんはそれよりも、「言わずに離れる」「穏やかに笑顔でかわす」ことの方が、よほど賢い生き方だと教えてくれています。

心を守るために、全部の人に好かれようとしなくていい。それは“弱さ”ではなく“強さ”であり、本物の成功者に共通する姿勢なのです。

本物の成功者を持続させるための"4つのポイント"

斎藤一人さんの教えは、どこまでも優しく、どこまでもシンプルです。

「成功者とは、幸せに生きている人のこと」
「器の大きさと愛の深さが、人生の豊かさを決める」

そんな当たり前のようで見失いがちなことを、一人さんは何度も伝えてくれています。

斎藤一人さんの教えは、難しいことをすることではなく、誰もが「今の自分の心を整える」ことに集中すればいいという考え方です。

☆器を広げる。
☆ときめきを忘れない。
☆誰かのために動く。
☆全員に好かれようとしない。

この4つを実践するだけで、人生は劇的に変わっていくはずです。

芸能界でもビジネス界でも、華やかな世界の中で転落していく人は後を絶ちません。でも、一人さんの教えを土台にして生きている人たちは、静かに、確実に、そして穏やかに成功を積み重ねていきます。

それは、外側を飾る成功ではなく、内側から溢れてくる幸せに根ざした成功だからこそ、崩れることがないのです。

「答えはいつもシンプル」。この言葉を胸に、今日もまた新しい一歩を踏み出していけたら、それこそが“本物の成功者”としての第一歩なのかもしれません。

ということで本日のお話は以上となります。

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